御野場たなかレディースクリニック
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当クリニックでは、経腟超音波のモニターを設置しており、患者さん自身が、モニターを確認しながら、診療を受けることができます。

漢方ドック(毎週水曜日:8:30-9:00 所要時間30分)

 他の医療機関では、異常がないと言われても、身体のだるさ、体の冷え、めまいや頭痛などの体の不調を感じることはありませんか?当院では、漢方専門医による漢方ドックをはじめました。 具体的には、舌診、脈診、腹診などの東洋医学的な診察を行い、「虚実」、「寒熱」、「気血水」の概念から、受診者の体の状態を漢方医学的に判断します。 
 漢方ドックによる診断結果は、漢方医学データをわかりやすく数値化し、生活習慣の改善、飲食に関すること、お勧めの漢方を示します。
 ご希望の方は、当院へ電話で予約をお願いします。料金は、税込みで2200円です。事前にこのコーナーにある漢方問診票をダウンロードし、ご記入の上、ご来院ください。 
 なお、現在、受けている西洋医学を否定するものではなく、東洋医学的な観点からの診断を参考にしていただけましたら幸いです。

○問診表(PDF)   ○問診表(ワード)

各種ワクチン

  1. 帯状疱疹ワクチン(要予約)
     生ワクチン:1回、8800円(税込)、シングリックス:1回、22000円(税込)
  2. 肺炎球菌ワクチン(要予約)
     公費助成の年齢対象の方:自己負担金2650円(税込)
     年齢対象で非課税世帯の方:1650円(税込)
     生活保護受給者:無料
     公費対象外の方:7900円(税込)
  3. HPVワクチン(要予約)
     ガーダシル、シルガードから選択できます。
 

産科診療

  1.  当クリニックでは、産婦人科診療ガイドライン産科編2017に準じて、産科診療を行っております。妊娠初期から、妊娠34週ころまで、妊婦健診を施行しています。これは、平日午後や、土曜日などに健診を行うことにより、妊婦さんの様々なニーズに応え、より健診を受けやすい体制を整えております。当クリニックで、既に、三人目の妊婦健診を行っている妊婦さんもおります。市内の主要医療機関は、もとより、県外の医療機関への、分娩の紹介をしております。詳しくは、受診の際に、ご質問ください。
  2.  妊婦健診は、基本的に秋田県方式に準じて行っております。超音波代金は、妊婦健診券に超音波が含まれている場合は、無料ですが、その他は、1080円を頂いております。保険診療の場合は、約1800円となります。妊婦健診における子宮頸がん健診代は、妊婦健診券に含まれておりますが、その施行週数は、妊娠5週から、7週までを、原則として行っております。妊婦さんは、子宮が増大するので、週数が進むにつれて、子宮が大きくなってくるために、子宮頸部細胞診がやりづらくなってくるため、 子宮頸がん等の見落としのリスクがあり、当院では、そのために、早めの週数での、子宮がん検診を推奨しています。
  3. 胎児DVD-RW、Blu-Rayの録画について
     妊婦健診時に、希望の方には、DVD-RW、Blu-Rayに胎児動画の超音波を録画しています。 御自宅でも、DVD-RW、Blu-Rayを楽しめるので、好評を頂いております。
     録画時の代金は、頂いておりません。DVD-RWは、210円、Blu-Rayは、250円で販売しております。ご自宅のものでも、構いません。ご不明な点は、ご質問ください。
  4. 妊婦健診は、ご家族(だんなさん、お子さん、ご両親など)と一緒に受けることがあります。皆様と一緒に、超音波を観察していくのは、いかがでしょうか?
  5. 母親教室
     毎月最終水曜日の午後1時より、行っております。当科作成のパンフレット『妊娠中の過ごし方』というパンフレットをもとに行っております。同時に、専門栄養士による食事指導、調乳指導も、行っております。また、リアルタイムの話題について、随時、ご説明しております。参加は、無料です。
  6. 平成21年5月〜平成31年3月までの分娩紹介先一覧

婦人科診療

  1.  当クリニックでは、産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2017に準じて、婦人科診療を行っております。
  2. 婦人科癌診察
    当クリニックで、重点的に診療を行っているところです。
     秋田大学および関連病院等で、癌を専門にやってきた経験を活かし、精度の高い診療を
    行っております。
     細胞診は、もちろんのこと、子宮頸部組織診、子宮内膜組織診も 積極的に行っております。(平均子宮頸部組織件数:約50件/年)
     細胞診に関しては、臨床細胞学会専門医であることから、当クリニックの細胞診の精度管理は
    もちろん、秋田県保健事業団の細胞診の精度管理も行っております。
     卵巣腫瘍に関しても、超音波、マーカーによる診断や、秋田赤十字病院等のMRI、CTと連携し、
    より精密な診療をしております。
     当科で、手術が必要と診断され、高次病院へ紹介、手術施行後、再度、当科でのfollow upも行っております。
  3. 子宮頸がん検診
     当クリニックでは、女性の方々、特に、20歳代から40歳代の方には、強く子宮頸がん検診を勧めております。他の多くのがんでは、50歳代以上にがんの罹患率が増えてきますが、子宮頸がんは、女性が一番輝く若いときに罹患しやすい、恐ろしいがんです。 図は、当クリニックで発見された、手術が必要とされた子宮頸部高度異形成、上皮内がん、子宮頸がん(進行がん)を示しています。特筆すべき点は、20歳代前半で、すでに、上皮内がんが発見されていることと、30歳代で、子宮頸がんが見つかっていることです。子宮頸がんは、女性の一番大事な時、仕事に打ち込んでいるとき、結婚する時、小さなお子さんを育てている時に、罹患するがんです。子宮頸がん検診は、数分で終わります。早期に発見されたものは、短時間の手術で終わることが、ほとんどです。皆様も、年に一回の検診は、受けるようにしましょう。

    当科における症例数
  4. コルポスコピー下子宮頸部組織診数、子宮内膜組織診数

    H21年5月〜H31年3月
    コルポスコピー下子宮頸部組織診375症例
    子宮内膜組織診248症例

  5. 月経不順について
     月経不順は、ただ、単にストレスが、原因と安易に考えておりませんか?最近、多く診断されているのが、多のう胞性卵巣症候群(PCOS)です。これは、月経不順があり、超音波では、多のう胞の卵巣が観察され、ホルモン採血では、男性ホルモン高値が指摘されて診断されます。月経不順だけでなく、不妊の原因となることがあり、注意が必要です。また、非常に注意が必要なのは、スポーツやダイエットによる体重減少性無月経です。この状態では、体重が減少により、飢餓感が起こり、体が防衛反応により、生殖機能そのものをあきらめ、不妊の原因となることです。当クリニックでは、しっかりとした診断のほか、様々なホルモン療法にも力を入れております。
  6. 性行為感染症について
     性生活の多様化により、性行為感染症に遭遇する機会も多くなりました。淋病、クラミジア感染症、コンジローマ、性器ヘルペスなど、様々です。人知れず辛い症状に悩んでいる方も多くおられると思います。はやめの受診を勧めております。また、クラミジア(咽頭)、梅毒、エイズ等の検査(自費)で、行っております。
  7. おりものトラブル
     一般的なカンジダや細菌性腟炎の治療も行っております。また、デリケートゾーン専用の 「コラージュフルフル石鹸」を発売しております。
  8. 更年期障害
     急なほてり、発汗など、いわゆるホットフラッシュで悩んでいる方も多いかと思います。症状がひどいと、生活の質を落とし、仕事にも影響が出てきます。当科では、更年期障害には、ホルモン療法と漢方療法を主にして治療を行っております。患者さんの、症状、年齢、気分の状態で、治療法が異なります。お気軽に、御相談下さい。
     更年期自己診断による健康チェックを追加しました。当院受診の際、この問診票をお持ちください。  

    ○問診表(PDF)  

  9. 子宮内膜症
     この病気は、子宮内膜が、様々な理由で、子宮の外に、子宮内膜が増殖し、癒着等が発生し、強い月経痛を引き起こすものです。性交痛、排便痛など症状がある場合は、重症なものが考えられます。最近、子宮内膜症は、増えて来ており、症状が強い方は、是非、御相談下さい。
  10. 子宮筋腫、卵巣腫瘍の診断
     子宮筋腫は、大きさも大事ですが、その発生場所で、症状が異なります。たとえば、2cmくらいの筋腫であっても、子宮内膜の付近では、月経量が、かなり、多くなることがあります。卵巣腫瘍に関しては、3cm以上の大きさのものを異常としますが、やはり、大きさだけでなく、卵巣腫瘍の性状により、良性か悪性を鑑別していきます。診察時に、超音波を一緒に見ながら、説明させていただきます。
  11. 漢方療法
     漢方療法は、西洋薬の補助的な薬として、考えられがちですが、実は、漢方は、西洋薬と同等か、それ以上の効果がある時があります。たとえば、更年期の症状でお困りの時には、加味逍遥散、イライラの強い時は、抑肝散、気分の落ち込みが強い時は、半夏厚朴湯など、ここでは、とても、紹介ができないほど、漢方には、様々な効果があります。是非、御相談下さい。


    *H29年のデータは、8月までのデータからの推定値です。

  12. PMS(月経前症候群)
     月経前になると、イライラ、頭痛、吐き気などの症状が出現し、生活や仕事に支障が出ている方も多いと思います。漢方療法、ピル療法等、を行っておりますので、ご相談ください。
  13. 女性特有の気分不快
     肩こり、腰痛、急に怒りっぽくなった等、女性には、いろいろな症状があり、悩みも多いと思います。このような方も、是非、ご相談ください。
  14. 禁煙外来(女性専用)
  15. 冷え外来
     足腰に冷えを感じたり、夏でも、冷えを感じる方は、御相談下さい。
  16. 肥満外来
     原則的に、BMI30以上の高度肥満の方に、食事指導と漢方を用いた肥満外来を行っております。
  17. 思春期外来
     最近は、従来の月経困難症や月経不順の患者さんの他に、ダイエットや過度のスポーツ負荷による「体重減少性無月経」の患者さんが見受けられ、治療する機会が多くなりました。
     安易にこれらの無月経を放置することなく、まずは、ご相談して頂くことを勧めております。他、多数の婦人科治療を行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
  18. HPVワクチンについて
     HPVワクチンは、子宮頸がん予防ワクチンです。子宮頸がんは、若い女性の方に多く発症することが知られており、今、世界の多くの国で接種が行われております。
     有効性を示すデータは多くありますが、その中で、副作用を心配する方も多いと思います。
     HPVワクチンを考えておられる方に、きちんと、そして、ゆっくりと説明していきたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。
  19. 流産手術
     我が国における流産手術は、掻把法と吸引法があります。
    WHO(世界保健機関)が推奨しているのは、吸引法の中でも、子宮や身体への負担が少ないMVA法です。
     MVA法は、やわらかいカニューレを用いるため、子宮を傷つけるリスクが低く、痛みも少ないと言われています。
     当院では、このMVA法を選択しており、流産手術は、保険適用になっております。

不妊治療

当科で、行っている治療法は、

  1. タイミング法
  2. 子宮卵管造影
  3. 精子カウント
  4. ヒューナーテスト
  5. クロミッド療法
  6. クロミッド+hCG療法
  7. ゴナドトロピン療法
  8. 人工授精

     等、を行っております。

    2009.5月〜2024.2月までの治療成績
    不妊治療総数659例
    妊娠反応陽性例227例
    妊娠反応陽性率34.4%

自由診療

  • ブライダルチェック
     (子宮がん検診・血液一般検査・血液型(ABO型,Rh型)・感染症(B型肝炎,C型肝炎,HIV,クラミジア,梅毒,風疹,HPV検査)・糖尿病(血糖値等) ・超音波検査(子宮,卵巣)
    *要予約
     ご結婚の前などに、婦人科の健康診断を受けては、いかがでしょうか?
  • 避妊相談
     ピルの処方、避妊リングの挿入
  • 月経日変更
     旅行や温泉などのイベントで、月経日をずらしたい場合、ご相談ください。
  • インフルエンザワクチン(季節性、新型)、子宮頸がん予防ワクチン等
  • ブライダルチェック・感染症チェック料金(税込み)
     1.ブライダルチェック・ファーストステップ:9800円(子宮頸がん、超音波、淋菌クラミジア)
     2.STD4種:9500円(エイズ、梅毒、淋菌・クラミジア(子宮))
     3.STD6種:13000円(エイズ、梅毒、淋菌・クラミジア(子宮・咽頭))
     4.淋菌・クラミジア(子宮):3500円
     5.淋菌・クラミジア(咽頭):3500円
     6.エイズ:3500円
     7.B型肝炎:3000円
     8.C型肝炎:3000円
     9.梅毒:3000円

ピル関連料金

いずれも初診料、再診料、管理料は無く、税込み価格です。

  • アフターピル
    ノルレボ:8800円
    レボノルゲストレル:7200円
  • ピル
    トリキュラ-:2300円
    ラベルフィーユ:2100円
    マーベロン:2600円
    プラノバール:2000円
  • 月経調整:3500円
  • プラノバール1錠:100円

ピル・LEPなどを服用する皆さんへ

 ピル・LEPなどのホルモン剤は、避妊効果のみならず、月経困難症、子宮内膜症、月経調整など、様々な分野で、広く使われております。しかし最近、低用量ピルを服用している女性の静脈血栓症による死亡例が報道されました。
 低用量ピルを服用し、血栓症を発症する方は、年間10,000人あたり、3−9人と報告されています。一方、妊娠中の発症頻度は、それぞれ年間10,000 人あたり5−20 人と報告されており、妊娠と比較しても、血栓症のリスクは低いことがわかっております。海外の報告で、低用量ピル服用中に、血栓症を発症した場合の死亡率は、10万人あたり1人以下と報告されています。
 服用中に、激しい頭痛、腹痛、胸痛、視野の欠損、ふくらはぎの痛みを感じた場合は、服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。また、年に一度の子宮がん検診、採血等も勧めております。

院内感染対策

「秋田大学病院勤務時にICT(感染症対策チーム)であった経験や、現在、日本感染症学会会員であり、その学会からの知見、知識を踏まえ、院内感染対策を十分に行っております。待合室、診察室、内診室の消毒の徹底、職員への教育も積極的に行っております。
 発熱の患者さんは、コールセンターへの紹介を行っておりますが、通常の患者さんとは、完全に区別(ゾーニング)した院内環境整備を行っております。
 ご不明な点は、スタッフへお聞きください。

 
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